梨木 香歩さんの「西の魔女が死んだ」・・・何年か前に読んだのですが映画化されたということでしばらくぶりに再読してみました。あの頃とは又違った感動があり一気に読んでしまいました。梨木さんの作品はどれも世界観や空気が凛としていて読んでいて目が覚めるような瞬間があり大好きです。
学校に行けなくなってしまった少女がひと夏を西の魔女であるおばあちゃんの家で過ごします。
魔女修行と称して少女は大好きなおばあちゃんから生きるための基礎、素敵な生活の術を学びます。なんでも自分で決めるという道しるべをもらいあるべき日常に戻っていくというお話・・・
物語の中に庭のハーブを的確に使いこなすレシピや丁寧に毎日を暮らすというポリシーが貫かれていて自分の家事能力を反省すべく昨日の午後は荒れた庭仕事に精を出しました。